和瓦にグレーの濃淡を合わせて和の趣を演出しました

U様は、外壁の汚れを気にされていました。弊社が現地調査を行うと、汚れだけでなく、外壁の塗膜劣化によるチョーキング現象のほか、シーリングの破れも見受けられました。

今回採用した「スーパームキコート」は、無機と有機の良さを併せ持ったハイブリッド塗料。それゆえ20年以上の耐久性があります。サイディングには、ローラーなどを用いた手作業により2回塗りで仕上げることで、均一な厚みの丈夫な塗膜が出来上がります。

外壁塗装をする際には、色見本をもとに採用色を選んでいただきます。しかしながら小さな見本から、仕上がりをイメージするのは意外と難しいものです。そこで検討しているお色で塗ったA4サイズ程度の色板などを作り、お客様の色選びをサポートしています。

今回の事例では、U様の近隣にたまたま弊社施工の物件があったため、お伝えして参考にしていただきました。

レンガ調のサイディングから、シックなグレーのツートンカラーに生まれ変わりました。

建物の裏手はチャコールグレー1色。汚れてくすんでいた軒天は白色で塗装。外壁との対比が美しい出来上がりです。艶やかな塗膜が、末永く住まいを守ってくれます。

正面の一部を明るいグレーで塗装してアクセントに。どの部分をツートンにするか十分に検討を重ね、U様もご納得の仕上がりとなりました。

木目の風合いがあった玄関まわりの破風・軒天については、経験豊富な塗装職人さんからの提案で黒で塗装しました。

黒ならではのカッコいい雰囲気で、重厚感が漂います。

塗装前にシーリング工事を完了させました。防水性能が蘇ります。