ツヤツヤ質感で高級感アップ！外壁塗装で新築のように生まれ変わる家

20年前に新築された二世帯住宅。温かみのある色合いを大変気に入っていらっしゃいましたが、経年によるくすみや汚れが見られます。

新築時の美しさを蘇らせ、さらに耐久性を向上させるため、塗料の種類や施工方法にもこだわって外壁塗装工事を行います。

外壁塗装工事の工程に入る前に、まずは作業の安全確保と、建物を保護するための準備作業を行います。最初に、職人たちが安全に作業を行うための足場を丁寧に組み立てていきます。

足場が組み終わると、塗料が付着してはいけない窓枠や雨どいといった箇所に、ビニールシートを丁寧に被せて保護します。養生は、美しい仕上がりには欠かせない工程です。

塗料を塗る前に、外壁の美しさと耐久性を最大限に引き出すための洗浄作業を行います。さまざまな種類の汚れに対応できるよう、強力な洗浄剤を使用。高圧洗浄機を使用し、すみずみまで丁寧に汚れを落とします。

洗浄作業を終え、綺麗になった外壁に下地調整材を塗布していきます。この工程は、お客様の建物を長く守るために非常に重要な作業です。下地調整材を塗ることで、塗料が外壁にしっかりと密着し、耐久性が向上します。また、外壁の凹凸を均一にすることで、美しい仕上がりを実現します。

雨どいも、長年の使用による劣化が見られたため、塗り替えを行うことになりました。窓枠の色に合わせて、黒に塗り替えます。

下地調整材が乾くと、いよいよ塗装作業に入ります。塗装は一層ずつ乾燥させる必要があるため、時間がかかる作業です。ですが、一層ずつ丁寧に塗料を重ねていくことで、塗膜の強度を高め、長期にわたって建物を保護することができます。

季節や天候不良の影響で作業を中断する場面もありましたが、約3週間の施工期間を経て外壁塗装が完了しました。

外壁塗装により美しく生まれ変わったお住まい。塗料のない基礎部分の汚れも落とし、新築のような美しさを取り戻しました。

雨どいを窓枠と同じ黒色に塗り替えることで、外壁の明るさが際立ち、建物全体の印象が引き締まりました。黒色の雨どいは、建物の輪郭を強調し、モダンでシャープな印象を与える効果もあります。デザイン性の向上も今回の塗り替えの目的の一つです。

光沢のある塗料を厳選して使用しているため、日光が当たるとより一層輝きを増します。明るい色調の外壁は、周囲の自然豊かな環境に調和しています。